妙見島




東京都のほぼ最東端にぽつんと浮かぶ中洲。それがこの妙見島。



釣り人も無し、水遊びをする人も無し。公園も無し。東岸に一本だけ通る道路の横には無愛想なコンクリート堤防が景観を阻む。
堤防を登っても、さして景色が良いわけではないが。



地図の右側、島の南端には自動車工場(廃車場?)。小さな敷地にこれでもかと車が詰め込まれている。



海鳥の姿だけは確認できるが、緑が多い訳ではないので、自然散策も期待できない・・・寂しさだけが漂う小島、それがこの妙見島だ。



島唯一の道路を進むと、北部に妙見神社がある。このたった10uほどの神社が、道路以外で唯一、部外者の立ち入れる場所。

その島こそが、高度成長期時代に、こんな小さな部分まで工場化することによって日本が成長してきたんだという証拠。
その時代のつけが今に回り、地球温暖化やオゾンホールが騒がれてている現代、より細かい部分でのエコロジーや環境対策を個人個人が心に刻むべきと誓った日でありました。


場所データ

・旧江戸川
・江戸川区東葛西3-17

アクセス
最寄駅・営団地下鉄東西線 浦安駅
駅を出て大通りを西の方へ。江戸川を渡る橋の途中で階段を降りる。

都営バス・葛西22(葛西駅前〜一之江駅前)を利用し、浦安橋前バス停で降りても良い。この場合はバス停を降りてすぐ目の前の橋へ登り、途中の階段を降りる。


23区しらみつぶし

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